自由設計 作図
こんにちは
ディアホーム作図担当のFです。
今回は長さをはかるときに使う道具を紹介します。
コンベックスです。
現場で作業する人には欠かせない道具です
目盛りが付いた金属製の帯が伸びたり縮んだりするので
長さが固定されている定規に比べて汎用性が高く
持ち運びに優れています
先に銀の爪がついているのでひっかけて使えるので一人で測れます
また、帯が弧を描いているので水平方向に伸ばしていっても
2mぐらいなら折れずに伸びます。
目盛りの単位はメートル法と尺貫法の2種類があります
帯の上と下で両単位の目盛りがふられたものもあります
木造だと柱間など尺モジュールが使われますが
図面などの単位はほぼメートル法なので
自分が買うのはいつもメートル法のみのコンベックスです。
メーター法のコンベックスでも使いやすい工夫がされています
45.5㎝のところに赤い印があります。
コンベックスをさらに伸ばしていくと91㎝、136.5㎝、182㎝・・・
と45.5㎝ごとにマークされています。
45.5㎝という長さは1.5尺で
木造でよく出てくる長さです。
物によっては1尺である30.3333・・・㎝ごとにマークされているものもあります
目盛りはメーター法なのですが尺の長さもわかるようになっています。
前は現場で墨付けなどに使っていましたが
今では高さなどの検討に役立っています。
コンベックスもなかなか奥の深い道具で
語るべきことはまだまだあるのですが
ここまでにしておきます。