自由設計 作図
こんにちは
ディアホーム作図担当のFです。
今回も前回に引き続きコンベックスのお話をしたいと思います。
コンベックスでの測り方は大きく分けて2種類あり
爪をひっかけて測る場合と
爪を壁などにあてて測る場合です。
これは同じものを測っても爪の厚み分誤差が生じてしまうということです。
その誤差を解消するための工夫が
違いが分かるでしょうか?
爪を固定する2つのピンのあたりに注目していただくと
上の画像ではピンの左側に溝がありますが
下の画像ではピンの右側に溝があります
実は爪の厚み分動く構造になっていて
物に爪をひっかけて使うと上の画像のようになり
爪のひっかけている面が0㎝
壁などに爪をあてて測ると下の画像のようになり
爪のあてている面が0㎝となります。
2~3mm程度の違いなのですが素晴らしい工夫です。
また、爪に関してですが
爪に2つの丸い物が付いているのですが
これは磁石です。
あまり活用したことはないですが
手の届かないところに落ちた釘やビスなどを
回収することができるようです。
今回は爪についてでしたが
もう少し話すべきことがあります。
それはまた次回にしたいと思います。