都市計画道路
こんにちは! ディアホーム菅原です!
早いものでもう9月に入りました!
とても過ごしやすい日が続いています!
夏場は、就寝時、タオルケットをかけて寝ていましたが、
先日、羽毛布団を引っ張り出しました!今の時期にはちょうどいい感じです!!
季節の変わり目は体調を崩しやすいので
皆さんも体調管理には気を付けてくださいね!
さて、今回は「都市計画道路」についてお話したいと思います!!
先日、お客様と一緒に、売地の物件概要書を
いろいろと確認していました。
すると、気に入った土地が見つかったのですが、
なにやら、備考欄に条件が記載されているのです!
内容は、
「敷地の一部に『都市計画決定された道路』が、建設される計画がある」
とのことでした。
都市計画道路とは、行政が、「より良い道路環境、住環境を目指し」
ていくため、計画的に町を整備していく際に計画される道路のことです。
では、購入予定の土地に都市計画道路が通っていると、
どんなデメリットが考えられるのでしょうか??
まず、第一に都市計画道路には大きく分けて、
2パターンの状態が存在します。
ひとつは「計画決定」という段階。
もう少し進むと「事業決定」という段階になります。
計画決定の段階では、まだ着工はしていませんが、
事業自体は計画されているので、将来的に道路となるであろう部分は、
今後、買収される可能性があり、建物を建築する場合にも一定の制限が掛かります。
また、宅地の一部が道路になる可能性があるのですから、
その部分にかかるところに、どのような建築物を配置するのか、
十分に検討しなければなりませんね。
一方で、「事業決定」という段階にまで進んだ場合には
原則、その該当する部分に建築物を建てることはできなくなります。
つまり、土地を購入するにあたり「計画決定」された都市計画道路は、
いつ事業化されるかも明確ではなく、確かに不安定な状況に置かれることは事実です。
しかし、都市計画道路が、事業化された場合は○○となるし、
万が一事業化されなかったとしても○○になるから大丈夫!
といったように、先が見える状態であれば、問題はないと思われます。
むしろそのような不安定な状況なのですから、
不動産会社さんでも、そのあたりを考慮して、
エリアの標準相場よりも安く、価格設定される場合があります。
不安定であることも事実ですが、お得であることもまた事実なのです。
将来的にその部分が本当に道路になるかどうかは
「利権」が絡む問題でもあるので、行政としても情報が漏れないよう細心の注意を払っています。
条件をよく理解して、事業決定がされても、されなくても、どっちでも対応可能!!
と判断できれば、お得な買い物になるかもしれませんね?(^^)/
↑こちらも岩手県の都市計画道路 事業決定 該当道路です!
どこかわかりますか??(^^)