自由設計 作図
こんにちは
ディアホーム作図担当のFです。
ブログのネタはないかと
先日紹介したホルダーの芯を見ていたら
「ポディマハッタヤさん」という人の名前が浮かんできました。
小学生の時の国語の教科書で読んだ話の登場人物で
その名の響きは数年に渡って少年時代の私たちを魅了し続けました。
オレンジレンジの歌の歌詞にも登場するほどの影響力を持っています。
その影響で同級生の尾島(オジマ)君は卒業まで「ポディマ」と呼ばれることになりま
す。
「いっぽんの鉛筆のむこうに」
これがポディマハッタヤさんが登場する物語の題名
小学4年生の国語の教科書に収録されていたそうです。
内容としては
身近にある鉛筆一本作るには、国を越えてたくさんの人たの力が必要で
その人たちの生活の上で成り立っている。ということを教えてくれる教材です。
ポディマハッタヤさんが何者かというと
鉛筆の芯の原料になる黒鉛を採掘するスリランカ人です。
また、ポディマハッタヤさんに次いで人気を誇るのが
トニー・ゴンザレスさん
トラックの運転手で伐採した木材の輸送をしています。
教科書の写真に写る、隆々と盛り上がるちからこぶとさわやかな笑顔。
ヒーローにあこがれを抱く少年たちを魅了してしまうのは、しかたがないことです。
6年間で唯一落書きをしなかった写真のような気がします。
その他にも
木を切る人、塗装の仕上げをする人が出てきます。
この物語を住宅で作るとなるとどんな人がピックアップされるのでしょうか?
大工さんは間違いないでしょうが
あまりにも枝分かれしていて枝の先まで追い切れない気がします。
ディアホームはたくさんの枝の収束点のような気がします。
自分が把握しきれないほどのたくさんの人の力のおかげで仕事ができるのだというこ
とを
17年越しで教えられました。